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インドな1日

日曜日、ひさびさに丸一日時間があったので

午前中からゆっくりタブラの練習。

先週がんばって張り替えた皮が馴染んできた。

馴染むにつれて新品の皮特有のピンピン感が

物足りなくなってきたので

グッリ(木製のコマ)でテンションを稼ぐ。

低速ビランビットパートから

超高速ジャーラパートまで、

BPM30~350くらいで

16拍子と12拍子の基礎ビートだけを

2時間以上かけてじ〜っくり練習。

出音の衰退の粒揃いに気をつけながら

ていねいに時間をかけて神経を研ぎ澄ませる。

集中力が高まって途切れない状態が続くと

そのうちゾーンに突入します。

気付いたらいきなり来ます。

時間感覚が変わり勝手に手が動き出す。

目は空いてても何も映らず

聞こえないはずの音が入ってくる。

意識が精妙でぱかっと覚醒しつづける。

瞑想にも似てるけど、なかなか狙って

このゾーンに到達するのは難しい。

調子いい時は10分で到達できるけど

あかん時はいくらやっても全くダメ。

まだまだ修行が足りません。

んで、

お昼過ぎに家を出て、

梅田ロフトで嫁様と合流。

学生の頃はしょっちゅう来てたけど

久しぶりの梅田茶屋町はだいぶアウェイ感。

大阪マラソンがあったからか知らんけど

めっちゃ人いっぱい。

今日の目的は上映中のインドの映画

”ガンジスに還る。”

原題がHotel Salvation

命あるものは輪廻転生を繰り返し、

現世でカルマの清算を行い、

死後は次の来世へ向かう。

そして何度かの転生を繰り返し

カルマの清算が終われば 

輪廻から解脱し、神と合一する。

ムクシャていわれる

ヒンズー哲学や教義の世界観ですね。

聖地バラナシでは大昔から

母なる河ガンジスで荼毘に附され

遺灰を流してもらうことで

この輪廻から解脱できると信じられているので

敬虔なヒンズー教徒は

バラナシで死を迎えることを

至上の喜びとします。

なのでバラナシには死期を悟った人が

死期を待つ為の宿泊施設があります。

この映画は

その施設に自ら赴いた父と家族のストーリーで

インド映画ではガチ鉄板のお約束である

“歌とダンス”が一切なし。

かといって陰鬱な雰囲気はあまり感じません。 

祖父に会いに来た孫娘たちと一緒に

バラナシ名物の大麻入りバングラッシーを飲んでハイになるシーンも(笑)

宗教的な教義の描写は最低限でおさえ、

あくまで家族のドラマとして描かれています。

見終わった後も悲しさは感じず、

死期を迎える父から息子への言葉が

とても印象的でした。

ソナルプーラやベンガリトラなどの見慣れた風景、知ってる店も登場しました。

ハルモニウムとタブラのキルタン演奏のシーンも何回かありました。

おかげさまでバラナシトリップできました(笑)

大阪エリアはテアトル梅田の単館上映ですが

上映期間が延長するみたいで館内には

特設コーナーもあります。

個人的なバラナシびいきを差し引いてもいい映画だと思います。

映画の中では登場人物たちは

もちろんカレー食べてたので

どうしても夜はカレーを食べたくなりました。

すでにスクリーンからぷんぷん匂ってた。

なので夜は

スパイスの魔術師が作ってくれる

薬膳カレー食べてきました。

ウチから車で15分くらい

京田辺のソネラキッチン。

https://tabelog.com/kyoto/A2607/A260703/26013503/

パラックパニール、チャナマサラ、ダール、

サモサ、ベジパコラ、食後のシャーベット、

全部めちゃうまかったです。

ベンガリーの店員さんもいい人達。

グルメな嫁様も満足してくれました!

ごちそうさま!

インドな1日でした。

フィルミレンゲ

シュバラートリ~~

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