帰国して2週間くらい経ちます。
もたもたしてると記憶が薄くなるので
急がな!
今回の渡航の目的は
トルコ産のインドタブラをget、
トルコのラーガ奏者とつながり、
出来れば共演したい
でした。
事前にリサーチしてたのが
Ustad Zakir Hussainの弟子でBandin Tablaという名義でトルコでインドのタブラを作ってる人がいてる、という情報。
タブラ作りには細かい工程にそれぞれ高いスキルが求められて、人件費や費用対効果を考えるとインドの外でタブラを作って売ってる人なんて世界でも本当に稀。
たぶん数人
まずトルコでタブラといえばダラブッカを表し、銅の産地でもあるのでドラマー御用達のシンバルメーカー ZildjianやIstanbulがあります。
インドとトルコもあんまり仲良くはなく、
宗教や文化も大きく違います。
そんななかでトルコでインドのタブラを演奏する人は圧倒的に少数派です。
Bandin TablaのGurkanにmessengerでコンタクトを取ったところ、彼がいるのはIzmirという場所で今回行くイスタンブールからはかなり離れてるみたいで、最初に想定していた直接会って試奏するのは難しいことがわかりました。
Bandin Tablaは一応ネットショップで買うと4000リラ、日本円で32000円くらい。インドでは高い方ではあるけど物価の差を考えるとまずまずな値段。
バラナシやコルカタのタブラと比べたらオシャレです。
音質が悪くなければ全然アリだと思ってました。
だがしかし
コンタクトを取ってる数週間の間に
トルコの通貨レートがみるみる上昇し、
80000円オーバー!
クオリティが未知なうえに
インドで最高級タブラ工房Haridasと似たような値段にはさすがに手が出せません、
残念。
トルコは数年前からインフレと物価高が急激にすすみ、モノによっては5倍くらいに値段が上がってます。数週間でも上下激しく変わり続けてます。
今回はタイミングじゃなかった、てことで日本からタブラを持ってくことがきまりました。
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