2019年以来4年ぶりのインド、
町の景色、喧騒や空気は変わってません。
もうほとんどコロナの影響も感じられないくらい。相変わらずこっちの人はパワフルです。
バラナシの露天商やリクシャー、ホテルが乱立するメイン通りのソナルプラ
ツーリスト向けの土産屋やレストランがたくさんある有名なベンガリトラはこの左側はいったとこ
到着してすぐの週末バラナシはシヴァ神のお祭りシヴァラートリや、インド古典音楽の中でも最古でディープな音楽の祭典ドゥルパドメーラがあったり、街全体が活気あふれて盛り上がっています。深夜のガートに人がこんなに溢れかえるのは1年でこの日だけ。たぶん
夏が近づき昼間は外歩いてると汗かきます。
ガンジス川沿いがサドゥのテントが無くなりゴミも減りちょっとこざっぱりした様な感じがします。政府のガンガー浄化プロジェクトのおかげ?
タブラもいいやつをゲットできました。
彼の作るタブラのクオリティは会うたびにあがり、体もデカくなってます笑
彼の作るタブラは皮が厚く、繊細なプレイからダイナミックなサウンドも幅広く拾ってくれます。
タブラ仲間の友人は現地女性と結婚して二児のパパになってました。また次の再会が楽しみです。
似てるけどそもそも名前が違うし、白目がつながってるのでオリジナルと思われます笑
朝ごはんは新鮮な果物とチャイ。
欲しい分だけ量り売りしてくれます。
日本では珍しいグァバがシーズン。
1キロ150円くらい。
おっちゃんのシャツとのコントラストが良くて隠し撮り。
バラナシの朝はガンガーから登る朝日が美しい。思わず合掌🙏
アッシーガートでは日の出にあわせたコンサートが毎日開催されています。
この日は日本の友人が出演。
ついでにもう一軒タブラ工房へ。
こちらのタブラも以前から定評があります。比較的ドライでライトなサウンドが特徴的。
コルカタをぶらぶらしてると必ず目に入る人たち。ラビンドラナート・タゴールと並びコルカタの顔ともいえるお方。
近代聖者のシュリ・ラーマクリシュナと弟子のスワミ・ヴィベーカナンダ。彼らに所縁あるドッキネッシェルのカーリー寺院やベルルマートはインド全土からの巡礼者でいつも大行列です。
今回のコルカタでの滞在先はバキアッティてエリアでツーリストのいない下町。このエリアでは外国人は誰にも見かけず。
ちょっと歩くとソルトレイクスタジアムていうサッカー場があってちょうどダービーゲームで盛り上がってました。UBERのドライバーいわくインドで1番人気なのはメッシやネイマールじゃなくて断トツでクリスティアーノ・ロナウドらしい。理由はハンサムやから。
街の中心から離れるので交通はちょっと不便やけどローカルは穏やかでみんな親切。
コルカタの地下鉄。庶民の足。
車内はエアコンも効いてて快適。
エリアで運賃が変わります。
最低運賃は20円足らず。
コンサート会場にもなるホールがあるビルラマンディル、お寺です。
一見歴史あるようで実は割と最近できたそう。撮影禁止やけど中も綺麗でした。
2日で計4組が演奏。
これだけでインドに来た意味が見いだせるくらい素晴らしすぎた。
普通の家やけどアンコールワットとかラピュタみたいな遺跡感がすごい。
宿の人がくれたお土産
ベンガル地方のソウルスィーツ。めちゃ甘い
インドの町はけっして綺麗ではないし変な人もいるけど、雑多の中で保たれる人の純粋さやパワフルさ、あるいは土地のエネルギーの中でもまれて自分が細胞レベルで研ぎ澄まされていくのが日に日に感じられました。
全ては心の現れ。
これはそれで、それはあれ。
1+1=1
追いかければ逃げて、遠ざかると大きくなる。極小の中に極大は内在し、極小は極大を兼ねる。
遠くに手元を見て、近くに遠方を望む。
ひとつの観点からは真理を捉え難く、一点突破でなければ固定観念を貫通し難い。
旅してるだけでこんな思念がふとした時に勝手に浮かびます。インド哲学の元となるアドヴァイタやノンデュアリティていう独特な思想がワケもなく生まれるんじゃない。覚者が生まれ育つ土地で古代から練り上げられた智性は恐ろしく深いです。
今回の主な目的は物の仕入れや友人との再会、タブラの練習でしたが、もはや意図せずに気づきをもたらせてくれ、それを実践し、己を成長させてくれる土地でした。
今回も実りある旅となりました。
また来ます。
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